2008年12月11日木曜日

講演会

村田晃嗣同志社大教授の講演と懇親会に行ってきました。

村田教授はアメリカ外交研究の第一人者でありますが、分かり易くまた実にエネルギッシュな語り口な方ですが今回の講演も話す、話すで実に内容の濃いものでした。

講演中の写真はありません、iPhoneを録音機で使ってましたので。

講演内容は産経新聞に出てたこちらとほぼ一緒ですが、北朝鮮問題については、日本には北朝鮮外交問題には3つある、

核と拉致とミサイル。

ミサイルは核抜きとしても生物化学兵器装着で日本を射程距離に置いてる。

核は6者協議に委ねるとして拉致問題。

日本のリーダーはどこが拉致問題解決の終着点なのか今だ示せないでいる。特定失踪調査会のリスト全員を探すというのは現体制が崩壊して国際赤十字が混乱した国土の中を探し回るという現実的ではない話になってしまう。では政府認定者、横田めぐみさんだけでも帰国したら解決とするのか、アメリカがテロ国家指定解除をしたのをけしからんと非難だけしてそこから進まないのは、けしからんけしからんと言ってばかりで何も解決のない北方領土問題と同じなってしまう。ここはどうしたら完全解決になるのか戦略ビジョンを日本として示さなければならない。

そのリーダーだが小泉元首相は日米同盟は強化したが中韓関係を悪化させたところに戦略ビジョンをえがくことが欠けていた。

安倍元首相は憲法改正など色々としようとしたが周りのコンセンサス形成をしなかったために退陣に追い込まれた。

福田元首相は国民への説明責任に欠けていた。

麻生首相はどれもができていないから支持率急落に繋がってあるのであろう。

オバマは父親がケニアの農村出身、自身は上院議員4年だけの政治経歴で大統領になったが、我国は冷戦終結後、親が政治家でなかった首相というのは海部村山2名だけ。政治家の孫や子しか政治家になれないのは民主主義の危機だが、職業政治家の子供しか政治家になろうと思わないのはさらに危機で現在はこの感覚に近いのではないか。オバマを見るようにアメリカの政治のダイナイズムにまだまだ学ぶところはある。

という内容でした。

丁度支持率低下の記事がトップに出ていたため風雲急を告げる、ではないですが急にあわただしい情勢になってきたのは事実です。懇親会の挨拶でも民主党の参議議員が、いつも舌鋒するどく与党批判をするのに今回は「最近肩に責任の重責を本当に感じる」と神妙な挨拶に変わっており、予想以上に早い流れが来る気配を感じた1日でした。

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